改めてクラプトン、ベック、ペイジについて/ベーシックインカム、追記

 

今日は改めてエリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジについて。

 

ロック・ギターのパイオニアという視点に立って書くのだが、本来なら彼等+ジミ・ヘンドリックスとなって然るべき。ただジミ・ヘンドリックスの場合、黒人で(差別しているのではありませんよ)元々がリズム感に長けているだけでなく、まだアメリカにいた頃にソウル・ミュージック等々のバックを務めていたと言う音楽的背景が上の三人と異なることから除外する。

 

言うまでもなくイギリスは島国であり、エリック、ジェフ、ジミーが少年だった頃にはイギリスにたいした音楽がなかった。ところがアメリカ発のロカビリーがイギリスに入ってきて、それにジェフ少年とジミー少年は夢中になった。それより遅れること僅か、やはりアメリカ発のブルースがイギリスに入ってきてエリック少年が夢中になった。

ところがロカビリーのスコッティ・ムーアにしてもクリフ・ギャラップにしても、ギター・ソロとなると名うてのブルース・ギタリストに比べると案外にしょーもないのだ。だが、しょーもないながらもジェフ少年とジミー少年は夢中になった。エレキ・ギターがカッコ良く、とんでもなく魅力的だったのだろう。ともかく、ロカビリーの影響でジェフ少年もジミー少年もエレキ・ギターを手にし、彼等を真似し、練習に励んだ。その内にイギリスで大きなブルース・ブームが生じ、ジェフ少年もジミー少年も或る時期にブルースに傾倒した。

 

ところが困ったことに、米英日のインタビュアーの誰もジェフ・ベックジミー・ペイジ

「貴方はギターの修行期において、どのくらいの期間をブルース・ギターの練習に費やしたのですか?」

と訊いてくれないのだ。

年は取りたくないもので先日、何かでヤード・バーズ加入前のジェフ・ベックに誰かが何かを尋ね、ジェフが「このままブルースをやる気はない」と答えたと言うのを見たが、何で見たのかが思い出せない。

ともかくジェフ・ベックジミー・ペイジもブルース・ギターをしっかり学習したことは確かだ。ジミー・ペイジはよく判るが、ジェフ・ベック、第二期ジェフ・ベック・グループ~今日までフレーズの根っこにブルースがある。ブルージーなのだ。だからカッコいいのだが。

 

少年の頃からエリック・クラプトンはブルースに深く傾倒していたから解る。だが、ジェフ・ベックジミー・ペイジも、チョーキング、ビブラート、ハンマリング・オン、プリング・オフ等々のテクニックをブルース・ギターから学んだはずだ。ロカビリーのギタリストもハンマリング・オン、プリング・オフは使用していたから一概に言えないが、シカゴ・ブルースのギタリストたちの方が遙かに巧妙に駆使していた。シカゴ・ブルースを聴いたジミー・ペイジジェフ・ベックも(ああ、ここでこう使った方がキマるんだな)と思ったのだろう。因みにジェフとジミーは13歳の頃から親しい友人同士であるが、二人であーだこーだとやっていたのかも知れない。

また、ジェフもジミーも「ウラ」の取り方をブルース・ギターから学び、練習したに相違ない。ロカビリーは「オモテ」ばかりなのだから。

 

ここで話はエリック・クラプトンになる。

 

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エリック・クラプトンは13歳の時にアコギを手にし、15歳の時にエレキを手にしたと記憶している。間違っていたらお許し願いたいのだが、それに沿って書き進める。

で、何よ。15歳でエレキ・ギターを手にし、猛練習したのだろうが、その3年後にはルースターズというバンドを経由し、ヤード・バーズ加入。チョーキング等々を駆使し大きくクローズ・アップされる。

んで、何よ。ヤード・バーズを脱退し、ジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズに加入し1960年製ギブソンレスポールを100Wマーシャルにつないで、フルボリュームで「ギャイーンッッッ」とオーバー・ドライブ・サウンドを出し、イギリスでブルースやブルース・ロックをロックに変え、アメリカでロカビリーやロックンロールをロックに変えた。これこそが真のギターのイノベーション

エリックは天と地をひっくり返したのだ!

それで翌年にクリーム? この間、たったの6年。

エリック・クラプトンってさ、やっぱり

天才なんだよ。

 

片やジェフ・ベックは。

 

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皆さん、知ってますよね。早く結論を書かねばならないから省略。

 

んで、ジミー・ペイジ

 

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売れっ子のスタジオ・ミュージシャンであったことは本当だろう。だが、その当時のスタジオ・ミュージシャンに派手なギター・ソロなど要求されなかった。そもそも、その時代に派手なギター・ソロを展開するバンドなど無かったのだから。

 

で、何? 1966年にヤード・バーズ加入。

 

そんで何? その2年後にレッド・ツェッペリン

ジミー・ペイジ、確かに技巧面ではエリックとジェフに劣るけど、やっぱ

天才なんだよ。

 

なるほど、エリックが一大革命を起こしたこのアルバム

 

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の後、ロックの時代になり、ジミ・ヘンドリックスもロンドンでデビューでき、ドアーズ、ジャニス・ジョプリン等々いろいろ出てきた。ピーター・グリーンもいたし、マイク・ブルームフィールドもいた。いろいろいた。

だが私は中1から中2に上がる春休みから今日まで時折、時系列で聴くのだけれども、「ロック・ギター」という概念がなく、いろいろなバンド、ギタリストが出て尚、「ロック・ギター」の概念は弱く、多くのギタリストがシーンの中で暗中模索。

 

ただ、ジミ・ヘンドリックスを除けば、エリック・クラプトンが自ら種をまいたブルース・ブレイカーズの発展系であるクリームで大活躍し、ジェフ・ベックもいて、ジミー・ペイジ率いるレッド・ツェッペリンが登場して

 

我々が今、ロック・ギターとして当たり前に認知しているものを築き上げてきたことがよく判る

 

島国で何にもないところからスタートして

 

ロック・ギターを築き上げた

 

エリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジはやはり

 

天才なんだよ! 偉大なんだよ!

 

ただね、ジェフ・ベックは1989年の『ギター・ショップ』から完コピ不可能なギタリストになり、ジミ・ヘンドリックスと同じ地平に立った唯一のギタリストになってしまったけれども。全ジャンルの音楽/ギタリストを超越して、この二人は別格。宇宙の神。

 

ああ、そうそう。

前に私は「ワン・アンド・オンリーな世界を表出させるギタリストこそが偉大」と何処かで書いたけれども、それに

 

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エディ・ヴァン・ヘイレンは入る。好き・嫌いじゃなく、またジャズ/フュージョン・ギタリスト、ブルース・ギタリスト、ソウル・ギタリスト等々を除外して「ロック・ギタリスト」のみに的を絞って『偉大なロック・ギタリスト・ベスト10』にすれば、私はエディを入れる。タッピングがどうこうじゃなく、「ワン・アンド・オンリーな世界を表出させるギタリスト」として。

こうした柔軟性が私にはあるのよ。

 

16:15追記

またやりやがった、こいつ。

 

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過日、私は竹中のベーシックインカムについて

「国民全員に7万円/月の給付を与え、年金制度、国民皆保険制度、介護保険制度、失業保険制度、生活保護制度、その他の福祉国家としての諸制度を無くしてしまうと言うこと」

と書いたが、情報ソースは忘れたが(時事通信社だったか?)真っ当なものでインタビュアーの記者名入りのものだった。インタビュアーの質問に竹中がそう答えていた。時期は9月10日過ぎ頃のもので、現在、ネット上で見られる竹中のベーシックインカムについての発言記事よりも早いものであった。

それが削除されていた。

私は小泉政権発足後から新自由主義の権化である竹中の言葉を注視している。それで、嘗て小泉政権時代から竹中は一番の「ホンネ」を漏らす度に、(しまった)となるのだろう、記事を削除させるのだ。

今ではベーシックインカムについて穏健派を装う様な記事ばかりになってしまった。

何にしても竹中の言動には細心の注意を払わねばならない。

新自由主義思想の大きな柱の一つに「福祉国家の否定」があるのだから。

 

17:30追記

 

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(出典、10/12、NHKおはよう日本』)

 

立憲民主党は『ベーシックサービス』として医療、介護、保育等の拡充を党の重要政策の一つにし、新設した社会保障調査会で検討するとのこと。

財源まで明確にして実効性のあるものにし、政府与党との「違い」を鮮明にしてちょうだい。累進課税方式で財源を確保するのであればアタシゃ喜んで納付するよ。

 

あと、昨夜の『Nスペ』は興味深かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

神さん・三大ギタリストはやはり神だ・ラブ。