稀代のロック・バンド、レッド・ツェッペリンを想う、徒然

 

いや、この三日間、考えておったのです。嘗て『レッド・ツェッペリン、解散の内幕』という記事を書きましたが、大反響を呼びました。その後も度々、同記事を興味深く読んだことを記されたメールを頂きます。アメリカに行った後、わざわざ渡英し、元NMEの記者から情報の出所までを聞いた上での証言です。多くの方がロバート・プラントレッド・ツェッペリンを頑なに否定していることから、納得された模様です。

昔、ロック評論家の渋谷陽一が「ロック・バンドの寿命はせいぜい10年」と言う名言を残しました。ロック・バンドとはメンバーが常に流動的なジャズ、フュージョン、ソウル等々のバンドとは違って、ある程度固定されています。ですが民主的なバンドなんてあり得ません。メンバーの誰かが独裁者となってバンドを引っ張っていく必要があります。だから一定年月を経るとバンド内の人間関係が壊れます。それ故に渋谷陽一はその様に語ったのです。

レッド・ツェッペリンは紛れもなくジミー・ペイジの独裁下にあったバンドでした。けど、自己顕示欲がジミー以上に強かったロバート・プラントが下克上を行おうとしたことが、鉄の結束を誇ったレッド・ツェッペリンを崩壊させたのです。

それで私が考えていたこととは。私はその元NMEの記者からジョン・ポール・ジョーンズのベース・テクニシャンを1975年から1980年まで務めた人物を紹介され、通訳を介し会っていろいろな話を聞くことができました。その人は後にスカイランドと言うイギリスのアコギ・メーカーでギター製作に携わり、私が会った時にはビンテージ・ギターのリペアを生業にしていました。その人から聞いた話です。その話を書こうかどうか迷っていたのです。元NME記者の話と重複する箇所が多いのですが、元NME記者も語らなかった(知らなかった?)逸話を話してくれたのです。

ですが、私には苦い話でした。元NME記者の話でさえ苦かったのに、それ以上に苦い話もありました。

書くかどうか、暫く迷います。今日は書きません。申し訳ございません。

 

 

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ところで『1989(平成元)年まで日本ではローリング・ストーンズ、全く人気がなかった』も大反響を呼び、多数のメールを頂きました。そのほとんどが私より年齢が高い人で、「本当に学年でストーンズのファンは私しかいなかった」と言うものが圧倒的でした。あと「サビを全曲合唱しているのも自分だけで、周囲の人たちは何の曲をやっているのかも知らず、また合唱している自分を白い眼で見た」と言うのも多かったです。

何でも「1973年に徹夜で渋谷でチケットを手に入れる為に並んだ若者たち」については誇張された話が出回っており、実際にはかなり少なかったと言う「体験」をお寄せ下さった方もおられます。

 

また、エリック・クラプトン来日公演(1993年以降)において、「ね、ね、エリック・クラプトンってギターも上手いのね」と話し合う若めの女性たちと遭遇された方々(笑)。

 

今日は本当に久々にレッド・ツェッペリンについて想うところを。

  

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本当に多数の方からZEPについてのメールを頂きました。今年に入ってからの印象深いものを挙げれば「何故、2020年の今でもレッド・ツェッペリンの音楽は現在進行形なのか? 生きているのか?」「ギタリスト、ジミー・ペイジの凄さについて」「何故、ZEPのトリバンはつまらないのか~ジミー桜井氏は良いのだが、何故、他のメンバーがしょーもないのか」「クイーン+アダム・ランバートの『胸いっぱいの愛を』他、何故、他のバンドがZEPナンバーをカバーしてもしょーもないのか(但し、アン&ナンシー・ウィルソン姉妹による『天国への階段』カバーを除く)」「何故レッド・ツェッペリンのファンにはオーディオ愛好家が多いのか」「何故、ロックを卒業し、ジャズを聴くようになってからもZEPは聴き続けられるのか」「レッド・ツェッペリンとソウル・ミュージック、ジャズとの相関性」「あるZEPファン・サイトのBBSに集う連中は何故バカばかりなのか」「何故、Charはエレクトリック・スタイルでのZEPカバーをしないのか」「ギター・レッスンに通っていますが年輩の講師がジミー・ペイジ嫌いで困っています」等々。

私はZEPについてメールをお寄せ下さった方々には可能な限り論理立てて(ロジック化して)返信を致しました。一部、私の筆力のなさ故、戸惑われた方にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

 

ですが、「レッド・ツェッペリンとソウル・ミュージック、ジャズとの相関性」についてお寄せ下さった方がかなりいます。

これ大事なので、以下に簡略ながら記します。

 

レッド・ツェッペリンにソウルとジャズの要素を持ち込んだのは、ご承知の様に

 

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ジョン・ボーナム(この人はファンクも持ち込んだ)と

 

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ジョン・ポール・ジョーンズ

 

ボンゾはかなり高度にジャズ・ドラムを修得しており、ボンゾがジャズやソウル、ファンクを押さえたドラミングを叩き、ジョン・ポール・ジョーンズもジャズとソウルを意識したベースを弾きます。ジョンジーのベースは音数が多くハネています。それが、これまたハネているボンゾのドラミングと呼応していることがキモ。

このリズム・セクションがジャズ以上にソウルの要素を築いているのです。

ジョンジー以外の白人ベーシストでこの様に弾けるのは

 

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ドナルド・ダック・ダンのみ。

そこにこれまたハネたジミー・ペイジのギターが加わる。

確かにジミー・ペイジのギターは黒人ギタリストの様にハネてはいないのですが、白人ギタリストにあってはハネています。

 

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そこへ行くとエリック・クラプトンのギターはベターッとして寝ている(笑)。

よくジミー・ペイジのギターをして「ハネていない」と『ロック・アンド・ロール』のスタジオ・バージョンのイントロを弾き出すバカがいますが、スタジオ・バージョンの『ロック・アンド・ロール』がハネていないだけ。ライブ・バージョンはハネています。だけど、スタジオ・バージョンのイントロを弾く者、私も見たことがありますが、ギターを3つ重ねている内の1つのパートだけを弾くものだからダサイ(笑)。『ロック・アンド・ロール』のイントロを弾こうものならば【永遠の詩】バージョンをやらなければ笑い者になるだけです(笑)。まァ頭が悪いのだから仕方がありませんが。

 

確かに白人には黒人ギタリストの様なハネは真似できません。けど、その様な中でもペイジ以外の白人ロック・ギタリストではジェフ・ベックがハネているくらい。

 

このボンゾのドラミングを中核にジョンジーとペイジのギターがウラとオモテを縦横無尽にとって重なるから、あの強力無比な【横ノリ・ビート】を生み出します。

 

そう。レッド・ツェッペリンって縦ノリじゃないのです。白人ロック・バンドでは珍しい【横ノリ】バンドなのです。もうブラック・ミュージックです。

 

これが、「レッド・ツェッペリンとソウル・ミュージック、ジャズとの相関性」となります。

 

だから聴き手がロックを卒業し、ジャズに走ってもレッド・ツェッペリンを聴き続けられる大きな理由。

 

それで「あるZEPファン・サイトのBBSに集う連中は何故バカばかりなのか」ですが、本当にバカばかりです。嘗て、きんどーさんがこのBBSに書き込んでいたのですが、私とKくん、Sはやめろ、やめろと止めていました。ただ、きんどーさんはK・Yと言う還暦になっても雇用継続になって老害を撒き散らしている者が「ストーンズの方がZEPより格上」と婉曲的に書いており、それに激怒し、K・YをBBSから追い出すことを目的として書き込んでいたのですが。

そう言えば、このBBSの常連で私ときんどーさんを同一人物と錯覚しているバカがいましたね。zoso-ledzep4-yyだったかな。まァバカだから仕方がないのですが。

 

そうそう。ここのBBSの連中ってロックばかりで(管理人のバァちゃんがブルースを聴いているようですが)、ジャズもソウルもファンクも聴かない連中ばかり。それじゃあレッド・ツェッペリンの本質に迫れるはずがありません。

 

それはともかく、レッド・ツェッペリンとソウル、ジャズの相関関係とはそう言うことです。

 

 

12:27追記

 

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昨夜のおめかし池田ちゃん。

うつでくたばっていた私と神さんは池田ちゃんに救われました。

やはり渋谷には女神がいるぞ。

 

 

 

 

 

 

神さん・久々のZEPネタだ・ラブ。