日本は、なし崩しに『集団免疫』路線に向かうであろう/私、敗北しました

 

米・ニューヨークのクオモ知事

 

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が経済再活動の為に、集団免疫を目的として抗体検査に入ることにしたようだ。

 

それで私は弊ブログを読んだ友人たちに「言葉、抜けているよ」と叱られたことがあった。それは、私が昔、感染症の専門書4冊を読んだ際に「感染症対策の最初に出てくるのが集団免疫」と書いたこと。正しくは「我々人類が今まで経験したことのない感染症対策の最初に出てくるのが集団免疫」。

申し訳ございません。

 

 

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昨夜、この記事を見て私は顔を両手で覆った。

4/5(日)に娘が仕事で読みたい専門書を求めて、自転車で長い距離を走り吉祥寺に入ろうとしたら多数の人々で密も密、人でごった返している街並みを見て

(ヤバッ、ヤバッ、ヤッバーッ!)と思い、直ぐに引き返したらしい。

その後、2週間を経て尚、緊急事態下にあって尚、吉祥寺は上の記事のようだ。

先週、NHKでも報道された戸越銀座商店街、昨日も多くの人で溢れていたようだ。

 

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人の過密地域であることから地元民もいるのであろうが、どこかの民放の街頭インタビューによると何と他の地域からわざわざ電車に乗って来た人が多い模様。

巣鴨、然り。

 

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他、多数なようだ。都心部で人が減っても巣鴨を下町とするなら下町や郊外に位置する商店街は人で溢れているらしい。

 

これでは感染経路不明な市中感染が蔓延して当然だ。

 

そして、市中感染が増えたらどうなるか。答えは明白だ。それなりに家での自粛が行われている今、この人のように

 

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家庭内感染が増える。

 

また、昨夜、高校時代の友人で、仕事の為に茨城県にいる者からメールが来た。

何と、県外ナンバーの車が多数で、東京ナンバー、神奈川ナンバー、埼玉ナンバーが多かったらしく、沿岸部で家族連れで潮干狩りをしたり、行楽地で遊びほうける若者の集団が多かったとのこと。密も密だったらしい。

奇しくもこの模様を先ほど民放が報道しており、若者たちがインタビューで

「高速道路に国境はないですよね(笑)。県外移動自粛? そんなこと、どーでもいいでしょ(笑)」「夕食は高速道路で食べたいですね、店が開いていればですが。他県との人との接触? 大丈夫でしょー(笑)」他、と答えていた。

休日に東京都心部で人が減っても、こうして地方で、ほぼ密集に近い状態が形成されていては、まるで意味がない。

私にメールを送ってきた者によると茨城県民は、茨城県も感染者が増加している為に家で自粛しているそうだが、これら県外からの連中に怒り心頭らしい。

 

次に、今まで私が考えていたこと。

 

これは東京を主にして、また首都圏に住む友人たちの話を含める。

テレワークを行えているのは大企業でも(行えない部署もあるが)元々が働き方改革に積極的な企業らしい。中小企業のテレワークの実施率は当然のこと大企業より低いが、製造業は仕方ないとして、テレワークを行っているところは、やはり元々が働き方改革に積極的な企業らしい。

 

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だが恐ろしいのは中小企業の事業主が、自粛も5/6までで、それを乗り切ればテレワークなど不要と考えていると言うこと。これを聞いて私は呆れた。あらゆるケースを考えて、それに柔軟に対応するのが事業主なはずだが、そういう事業主は少ないらしい。従業員が不憫になった。

 

最新技術に対応し得る東京や首都圏の企業でこの有様だ。そうしたら大阪府兵庫県京都府、また愛知県ではテレワークなどいくら政府が訴えても、それほど浸透しないだろう。それら以外の地方なら、我が県を見れば一目瞭然であるし、福島県いわき市では会社がクラスターと言っても良い状態になった。

 

 

 

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以上の「現実」を踏まえれば、日本はなし崩しに集団免疫路線に走っていると言ってよいだろう。良かったな、小林よしのり

 

私は、もう日本人がこれほど自分を律することができないことを知らなかったし、甘い夢を見ていた。上記の「現実」を政府も新コロ感染症対策本部も厚労省クラスター対策班も知っているであろうし、政府も二つの団体も、もうこれほど日本人が自分を律することができないことは想定外だったのではないだろうか。

 

しかし、私は謎に思うことがある。それは、新コロを新型インフルエンザ等対策特別措置法に加えた特措法。

 

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これは私の推論でしかないことから記さないが、上記の「現実」とその特措法を踏まえて考えれば、賢明な方ならお気づきのことと思うし、昨夜、神さんも電話で話した3人の友人も簡単に気がついた。

 

アメリカでニューヨークはとんでもない事態に陥ったが、カリフォルニア州はヤケド(?)で済んだようだ。フランスは成功したのか? よく分からない。

 

それで、ハーバード大学が2022年まで社会的距離政策を必要とする論文を発表したが、それはアメリカ国民が集団免疫を得られる期間を踏まえている。要は、ハーバード大学は新コロのワクチン開発に相当な期間を要すると考えている。NHKの『NW9』に晋ちゃんが出た時に、「ワクチンを今年の終わりか来年早々までに開発し」だったかどうか忘れたが、ワクチンについて今年の終わりか来年早々に、と言ったことを覚えている。晋ちゃんとしては視聴者の多くが一週間も経てば忘れていると思っているであろうが、私と神さんはしつこく覚えている。

何にしても製薬メーカーのみならず、日本とは違い研究医がとてつもなく豊富なアメリカのハーバード大学の方が信用度が高いことは自明。

いや、晋ちゃんが言ったように、日本でワクチンが今年の終わりか来年早々までに開発されることを祈る。神頼み同然だが。

 

そして、上記の「現実」を改めて踏まえてもらい、ハーバード大学の論文も加えれば、政府と新コロ感染症対策本部、厚労省クラスター対策班がいつでも、ゆるりと集団免疫路線に切り替えられることを想起できるであろう。

但し、政府は集団免疫を謳わないであろうが。

私が嘗て勤めていたB社の友人によると、イギリス支店勤務の人たちがジョンソン首相が集団免疫を口に出した時に青ざめ、また、青ざめたイギリス人の若年層も多かったらしい。これでは日本政府が集団免疫を謳うことはないと思う。どう、取り繕うのか。

 

ん? こうなると、なし崩しではない。国民が政府や感染症専門家たちの掌の上ということになる。まァ、政府と感染症専門家たちが方針を切り替えるまでは、なし崩しか。

 

だが、小林よしのりが「自粛をやめて経済を回せ! 集団免疫で感染も必ずとまる!」と言ったものの、ハーバード大学の「2022年まで」を信じれば、国民の6割~8割が免疫をつけるまで社会は新コロ患者(病人)だらけになり、しかも感染者数が第二波、第三波と増減を繰り返し、日本経済はとんでもない泥沼に陥る可能性が高い。却って経済が回らなくなる。

だから政府と感染症専門家たちは、人や経済、医療の犠牲を最小限に抑えるべく、国民に自粛を「お願い」していた。しかし、上記の「現実」がそれを木っ端微塵に破壊していることもまた「現実」だ

アメリカのトランプ大統領が経済再活動に踏み切ったとしても、このことで頭が痛いのだろう。昼近くの民放のニュースではクオモ知事が「集団免疫を目的として抗体検査に入ることにしたようだ」から「集団免疫を目的として」の部分がカットされていたが、クオモは間違いなく「集団免疫を目的として」と言っていた。今の超高度情報化社会を侮ってはいけない。それはともかく、ドイツではメルケル首相も頭が痛いに違いない。

それだけではなく、今後のアメリカに注目したいが、集団免疫は多数の高齢者を死に追いやる。さらには医療崩壊も加速して、どうしようもなくなる(私は院内感染が相次いでいる今、医療崩壊が始まっているものとしている)。

 

集団免疫で死に追いやられる高齢者たちは、何の為に死ぬのか

それを私と神さんは昨夜、話し合った。

なるほど、私が前に書いたように、今は新コロとの戦争だ。だが、それは武力行使を伴わない戦争である以上、通常の戦争とは異なる。また、小林よしのりの様に「寿命」と割り切ることもできない。神さんの両親も私の母もまだ生きているが「寿命」と割り切ることができない。

 

その上で免疫を得て生き残るのが

 

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大企業に勤務しながらエクセルの全ての関数も使えず、またマクロも組めないガラクタ同然の奴だと言うのか。「俺はロック・ミュージシャンだぜ!」「アタシ、女優になりたいのー」「アタシは地下アイドルよ!」「私、シンガーソングライターなの」と抜かすフリーターだと言うのか。

 

そうしたら、こんな『使えない若者』と引き替えに死ぬ高齢者は、無駄死に、犬死に、ただの人柱に過ぎない。

 

だが、上記の「現実」により、私は敗北をした。

 

敗北した。

 

 

 

 

 

 

神さん・10カウントゴングが鳴ったよ・ラブ。