平成最後の日ですね

本当はこのGWには神さんと海外に行くはずだったのですが、娘と息子が期せずして昨日、帰省してくることになり、母親である神さんは思うことがあったのか、「海外旅行をキャンセルしましょう」と言い、素直に「はい」と承諾した私。

 

新幹線は別々だったのですが、昨日、娘と息子が帰省しました。二人からは何やらただならぬ気配が・・・・・・。

そして、昨夜は家族4人で外食にし、美味しいものを食べてから帰りました。それから神さんは無言で、さりげなくワインやグラスを出してきました。そのワインを最初は美味しそうに飲んでいた子どもたち。

しかし、2本目のワインになる際に娘が「私、失恋しちゃったのー!」と泣きだしました。すると息子が「俺も・・・・・」と暗い暗い暗い顔。神さんはワインを口にしながら(やれやれ)と言う表情。母親である神さんは何か予期するものがあったのでしょう。これが『母性』というものなんですよ、そこのお父さん、若い衆。

 

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暗い暗い暗い顔の息子から口を開いたのですが、何でも学生時代からつき合っていた女の子が他の男に走ってしまったとのこと。時期は去る3月上旬。

私は(長すぎた春になっちまったんだよ)と思いながらも黙っていました。神さんも同様な思いのようでした。

ところが娘は癇癪を起こし、ヒステリーも交えて話し出しました、泣きながら。

何でも大学のゼミの先輩女子の結婚披露宴に行ったら、生真面目そうでよさげな男性に一目惚れ。先輩女子の相手方の友人らしい。その披露宴の場で親しくなり、娘は天にも昇る思いをしたそうな。その男性のことを思うと、夜も眠られない状態だったそうな。

ところが、娘は二度目のデートの際に、その男性が結婚指輪をしていないものの、既婚者であることを見抜いたらしい。六本木のレストランで。娘曰く「あたかもバベルの塔の様に、崩れ去った。安土城の様に燃え落ちた」とのこと。しかもその男性はチャラ男で、三度目のデートに誘うべくLINE攻撃。娘はシカトを決め込んでいたらしい。同じく3月上旬のことのよう。

娘と息子は、何度、乾杯のグラスを合わせたことか。この時、酒はバランタインの21年に変わり、オン・ザ・ロックで飲む二人。私と神さんも二人に合わせました。

神さんは娘に何か言いたげのようでしたが、無言で聞き役に徹していました。

 

それから息子が言いました。

父さんは、ママと出会う前に3回失恋したらしいけれど、失恋がこんなにつらいものだとは知らなかったよ」

私はギクッとなった。このバカ息子。そんな古傷を思い出させるな! クスクス笑う神さん。

そうなのだ。私は初恋のYさんの他に2人にふられているのだ。そんな若い時もあった。

 

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それから息子は甲斐バンドを聴く」と言って、別なバランタイン21年とグラス、氷等々をもってオーディオ・ルームへと消えた。(甲斐バンドなぁ。甲斐バンド。そう言うもんかなぁ)と私。

 

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そして娘。こいつは酔いに任せて「いいわよね、ママは。お父さんが本当の初恋の人だったんでしょう。そう言う形で結ばれるなんて幸福よ」などと言った。その刹那、神さんから刃の様な殺気を私は感じたが、神さんはやんわりと「そうよ。Hさん(←私)が本当の初恋だったわ。Hさんにもしも一夜限りにされていたなら、私は死んでいたわ」と言ったが、私の背筋は凍り付いた

だが、神さんが本当は娘をどやしたい気持ちでいっぱいなことが私には分かっていた。

 

「男に対する審美眼をしっかり持ちなさい!」と。

 

それから娘と息子は寝床についたが、神さんが言った。

「あの子たち、まだまだ未熟ですね。今回の失恋を経て、たくましく成長してくれるといいのですが・・・・・」

 

私もそう願うのだが、

 

息子は甲斐バンドの『裏切りの街角』を4回聴いたそうな

 

今は、神さんと子どもたち、グループ・ホームにいる母に会いに行っています。

「平成」最後の夜、どうやって親子4人、過ごそうかな。

 

 

 追記

 

娘は男性との初デートでチャラ男であることを見抜き、(これはまさか、もしかして)と疑い、ガードを堅くしたらしいです。

まぁ、そいつに遊ばれなかっただけでも良かったと思います。