クイーンは若い世代を変えるか?

2/9にブログを書き、午後の早い新幹線で東京へ。神さんの実家。夕方には娘と息子も来て、義父・義母と6人で美味しいすき焼きに舌鼓を打った。

それで翌日10日に私と神さんは婦人服専門店、婦人用バッグ専門店、楽器店を巡り、馴染みのオーディオ店に行った。

するとハイエンド・フロアーで、オーディオ・セットを選んでいるご家族を見た。三十代半ばの旦那さんが、主にクイーンと大西順子のCDを試聴して、機器を吟味。一目で頭脳明晰・容姿端麗・性格円満・品行方正の「いい女」であることが判るご夫人が後ろで、幼い娘・息子さんの面倒を見ている、という微笑ましい光景。

 

しかし、クイーンは「キープ・ユア・セルフ・アライブ」「ライアー」「ホワイト・クイーン」「マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン」「ブライトン・ロック」を何度も何度も旦那さんが繰り返して聴いていた。

 

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(ギターが好きなんだな、この人)、と私は嬉しく思った。

 

大西順子は『XⅡ』の1曲目と9曲目を何度も聴いていた。

 

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その間、旦那さんは何度もご夫人を呼んで、機器選びをあれやこれや。

スピーカーにはJBLのS9900を選んだようだが、最初からマルチ・アンプ駆動する模様。低域用のアンプにはマッキントッシュのMC462に決めたよう。

 

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旦那さんは、中高域のアンプに思案をしていた。候補に挙げていたのはマッキントッシュのMC312(画像なし)とMC275ⅥとMC75。

 

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私は後ろで聴いていて

 

(これら復刻版のMC275とMC75はトライファイラー巻きじゃなく、バイファイラー巻きだが、なかなかどうして。MC312やそこいらのトランジスター・アンプより遙かに音が良いじゃないか)、と思った。さらに

(オリジナルはともかく、これら復刻版では、モノラルのMC75の方が音の分離が良いな)、とも思った。

すると旦那さんはご夫人を呼んで、MC275Ⅵに決めた。

(オーディオは見た目も大事だからな)、と私は思った。

それから彼はプリ・アンプをオクターブのHP700に決めていたようで、私はそれも嬉しかった。SACDプレーヤーにはエソテリックのK01Xs、アナログ・プレーヤーにはLINNのアキュレートLP12。

 

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チャンデバにはアキュフェーズのDF65とのこと。

私は本当に嬉しくなった。吟醸のクイーン・サウンド大西順子サウンド

オーディオ店の人の話を聞くと、このご家族より先に若い5組のご家族がクイーンのCDを持ってきて試聴をして、ハイエンド・オーディオを購入したらしい。

クイーン、恐るべし。

別の馴染みのビンテージ・オーディオ店に向かう間、神さんが相手のご夫人とちらほら会話をしていた内容を聞くと、旦那さんは昔、私が勤めていた会社のライバル企業の本社勤務で、埼玉県蓮田市に家を新築して間もないとのこと。また、所属部署の部長にジャズ・バーにつれて行かれてジャズも好きになったらしい。その部長はオーディオ愛好家らしい。

ただ、ちょっと私にはつらい思い出がよみがえった。と言うのも2001年の夏に私は埼玉県のさいたま市に家を建てたのだが、05年に父が急逝し、母の面倒を姉が見ることが不可能だったことから、その家を売却し、帰郷した過去があるからだ。

 

そして、ビンテージ・オーディオ店に行くと、何でも店主の話によるとクイーン・ファンの人が、JBLオリンパス

 

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低域にマッキントッシュのMC30、中高域に同MC240

 

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プリ・アンプにマーク・レヴィンソンのNO26L

 

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アナログ・プレーヤーにはトーレンスのTD124、SACDプレーヤーにはエソテリックのグランディオーソK1。

 

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ジャズも聴くらしいから、こういうシステムになったらしいが、驚いた。店主は千葉県の柏市に納品してきたばかりだと言う。購入者は38歳の旦那さんらしい。

 

神さんは

「貴方、日本じゃレッド・ツェッペリンはクイーンに大完敗ね。クイーンは、日本の若い世代を変えているのよ。大好きな音楽を良い音で聴くという悦びに目覚めさせているのよ」、と言った。私は苦笑した。

それはともかく、クイーンに影響を受けて、若い世代が本格オーディオに目覚めてくれていることが何よりも嬉しかった。