やはりウエスタン・エレクトリックには敵わない

「スピーカーはね、ウエスタン・エレクトリック(以下・WE)で終わったんだよね」

 

これはWEのスピーカーを所有するオーディオ愛好家の決まり文句だ。

私は、東京在住の頃、20世紀中にWEのスピーカーを所有する方々にお会いして、その音を聴かせて頂いたことが、何度もある。

また、どういう訳か知らないが、何故か私が今住む県の某市にWEスピーカーのオーナーがけっこうおり、20世紀中にWEの音を聴かせて頂いたことが何度もある。

それで、WEのオーナーの方々は、音楽を鳴らし終えた後で、決まって冒頭の言葉を語った。

私は、その度に頷くしかなかった。WEのスピーカーが放つ音楽の素晴らしさに感動して。

 

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WEは永久磁石ではなく励磁式であることから、音の瞬発力が半端なく、オールホーンも手伝って、圧倒的な音楽描写をする。

 

しかし、私にはとても手に入れられない代物だし(金額も含めて)、長年に亘って思案してきた。

 

出た結論はWEの594Aの永久磁石版であるJBLの375、597Aの永久磁石版であるJBLの075、4181Aウーファーの永久磁石版であるJBLのLE15A(本当はALTECの515Bであるが・・・・・・)をマルチ・アンプ駆動することだと思った。21世紀早々に。

 

それで

 

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上記ユニットに2395ホーンを加えて夢を叶えた。

だが、それでもWEには遠く及ばない。

そこで考えた。WEの音の良さはコンデンサーを使っていることが大きなファクターだから、マルチ・アンプをやめて、コンデンサーを用い、ジムランを鳴らすことだと思った。

そこから、今では入手不可能なコンデンサーを何とかかき集め、カット&トライの連続。

その努力が実り

 

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成功した。

WEとほぼ近似値なサウンドが出て、私はWEに対する憧れが消えた。

 

ところが

 

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昨年の12月中旬に我がギターの師匠がWEを導入し、その音を聴いた私はぶっ飛んでしまった。。。

LED ZEPPELINのファーストのレコードをかけると、「Good Times Bad Times」から、ボンゾのドラム(ベードラやスネアの音の弾力感、シンバルの音の生々しさ等々)の躍動感が物凄く、また、ジョン・ポール・ジョーンズはここでは右人差し指をかなり強めて弾いていたのか! とかが判り(流石、縦置きながらWの18inchウーファー)、ジミー・ペイジテレキャスターの歪み感が極めてナチュラル。加えて、ロバートのボーカルの凄まじいまでの生々しさ。

 

私と一緒にこのWEの音を聴いた神さんは、我が家にも導入したい表情を見せたが、金額を教えたら顔を青ざめさせた。1,500万円はキツイ。また、部屋は40畳は必要。

師匠はこのスピーカーを導入する為に、何と、41.6畳のオーディオ・ルームを新たに新築するという根性を見せた。

 

やはりWEには敵わない、ということを痛感した。

 

私はジムランで頑張ります。(・ω・)b

 

あ、そうそう。クリーム解散後にエリック・クラプトンが導入したボイス・オブ・ザ・シアターはALTECのA5だそうです。

 

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エリック、音と音楽を良く分かっている。ジミー・ペイジジェフ・ベックは?