やってくれたぜ! Gibson!

去る2016年6月中旬に私は東京の某楽器店で、選りすぐりのGibson True Histric レスポールの試奏をしていた。

これらのGibson True Histric レスポールは、従来のヒスコレ・リイシューより桁違いに音が良い。もう、別物だ。

ただ、何故か、True Histric レスポールでも価格帯によって音が違う。売値で100万円超えのものが滅法、音が良いのである。

それで、私は売値が・・・・・・104万円くらいのものを購入した。

 

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私が2016年1月にこのブログを開設した際に、ご挨拶がてらに掲載したレスポールは2014年のヒスコレ。2013年に大幅な仕様変更がなされ話題になった59レスポールであるが、もう上写真のTrue Histric 59レスポールの前では、弾く気にもならない粗末なレスポール

 

事の発端は、私のギターの師匠がその前年の2015年にTrue Histric 59レスポールを購入し、絶賛していたから。

前にもちらりと書いたが、師匠は本物の58、59、60レスポールを4本もっていると言う御仁。その人が、True Histric 59レスポールを手放しで絶賛していたのだ。

だから、私は、2016年にTrue Histric レスポールがドカッと入荷した6月中旬に東京の楽器店にまで赴いて試奏した次第。

 

しかし、私は昨年9月まで

(¬ ¬)

何故、こんなに音がいいんじゃい? と不思議に思っていた。

 

そして、9/25に、某国立大学工学部に、木材分析に秀でた准教授がいるのでアポを取って行った訳ですよ、True Histric 59レスポールを手にして。旦那さん。

 

そうしたら、ボディとネックのマホガニーホンジュラスマホガニーでトップのメイプルもホンジュラス産、指板はハカランダ! であることが判明!

本物の58、59、60レスポールと同じ仕様!

 

道理で従来のヒスコレ・リイシューとは音に雲泥の差がある訳だ・・・・・・。

 

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これが2014年、従来のヒスコレ・リイシュー。

 

そして、渡米してナッシュビルGibson本社を訪れた私。相手をしてくれたのは、J・M氏。写真撮影は一切御法度だし(当然か・・・・・・)、氏の名前も公表不可の厳戒態勢のなか、本社内を案内された。

私は、J・M氏に2015・2016年、True Histric レスポールについて、いろいろ尋ねた。

すると、指板についてはハカランダを使ったものと、マダガスカル・ローズウッドを使ったものがあるらしく、更には、幾ら生産本数の上限を定めて作ったとしても、その貴重木材を指板の全てに使うのは無理だったらしく、インディアン・ローズウッドのものもそれなりにあるらしい。

あと、ボディとネックのマホガニーには、フィジー産のマホガニーを使ったものもあるとのこと。

Gibsonは、過去にホンジュラスマホガニーやエボニー等々、輸入制限がある木材を極秘に仕入れ、税関(だっけ?)のブラックリストになっているメーカー。

だから、フェンダーやマーチンの様に、産地を謳えないという弱みがある。

 

師匠は、自分のTrue Histric 59レスポール、フィジー産マホと思っていたが、上記の准教授に調べてもらったら、ホン・マホで指板はハカランダとのこと。

 

昨年12月に催事でGibson Japanの人に会ったが、その人も、楽器店の者もホン・マホ、ハカランダ、マダガスカル・ローズウッドは知らなかった。

 

いや~、やってくれたわ、Gibson

頑張って、ギターに見合うだけの腕になりますっ!