世界一・宇宙一のドラマー、本田珠也! そして、宇宙一のバンド、ZEK3!

「あの人は、ジョン・ボーナムになろうとしている。あの人は、ジョン・ボーナムになろうとしている・・・・・・」

2016年3月16日、大西順子トリオのライブの打ち上げでの席上で、日本のNO1ジャズ・ベーシスト、井上陽介さんがそう私に語った。

そのトリオでのドラマーは山田玲(あきら)くんと言い、1992年生まれの若者だが、次代のNO1ジャズ・ドラマーに着く力量を有している天才肌のドラマー。

その山田玲くん、プレイの真っ最中に、ジョン・ボーナムのフレーズを何度となく叩きだし、ZEPPファンの私は狂喜乱舞。

因みに、その日の大西順子トリオのライブ、2ndステージが物凄く、メンバー3人の化学反応が生じ奇跡のライブとなった。白眉のできだった。

それで、私はてっきり山田くんがボンゾのファンなのだと思ったら、山田くんの師匠である本田珠也さんが大のボンゾ・フリークとのこと。

故に、井上陽介さんが本田珠也さんについて、私に冒頭の言葉を語った。

私は帰途につくタクシーの中で

(本田珠也さん、確か大西順子さんの『フラジャイル』の「Hey Joe」と「Sunshine of Your Love」、あとは『パンドラ』でドラムを努めていたよな・・・・・・)、そう思った。

 

そして、翌日の夜にYou Tubeで、『本田珠也』で検索をしたら動画があり、ジャズ・ピアノ・トリオでZEPPナンバーのみをプレイするZEK3(単にZEK、或いはZEKトリオとも言うらしい)でドラムを叩いており、「Moby Dick」に絶句した。

ピアノの清水くるみさん、ベースの米木康志さんも凄い。されど、私は、本田珠也さんのドラミングに絶句した。

ジョン・ボーナムだ・・・・・・。ジョン・ボーナムだ!)

私はZEPPフリークのジャズ・キチだ。だから、分かる。どんなバカ・テクのジャズ・ドラマー(アメリカの黒人ドラマーを含む)をもってしても、ボンゾのようなプレイは不可能であることを。

だが、日本人が、ボンゾしまくっているのだから、私は絶句したのだ。

 

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無断転載だが、何卒お許しを・・・・・( ̄人 ̄)・・・・・。

 

私は何度となく東京までZEK3のライブに行こうと思ったのだが、公私ともに多忙で、それは不可能だった。

そうしたら、昨年6/19に私の街でZEK3のライブが行われた。私の日頃の行いの良さが現れた。

曲は、「Good Times Bad Times」、「Since I've Been Loving You」、「Over The Hills and Far Away」、「The Lemon Song」、休憩を挟んで、「Night Flight」、「Trampled Under Foot」、「Thak You」、「Immigrant Song」、アンコールに「天国」。

「Night Flight」をプレイしてくれたことが私は何より嬉しかった。

そして、ZEK3は、宇宙を表出させてくれた。

本田珠也さんのボンゾしまくりのドラミングが太陽で、清水さん、米木さんが見事な惑星を務めあげたのだ。

ZEPPファンならご存じの様に、ZEPPのライブとはボンゾのドラムが太陽で、ジミー・ペイジ、ジョンジーロバート・プラントが惑星なのだ。

過去に幾多のZEPPトリビュート(カバー)アルバムが出たが、そのほとんどが駄作に終わったのは、ボンゾをやれるドラマーがいなかったことが大きな要因の1つだ。

しかし、ZEK3では、本田珠也さんが見事なまでにボンゾだから、ZEK3は成功したのだ。

ともかく、本田さんのドラミングには物凄い吸引力があった。こんなに素晴らしいドラマーは、世界中の何処を探してもいない。

 

私は、その場で、ZEK3のアルバムを買い、愛聴盤となったし、ZEPPとジャズ・ファンの友人たちにZEK3のアルバムをただでくれてやった(アルバムは私が買った)。そうしたら、皆が皆、「スゲー!」。

 

そして昨日、8/26に再度、私の街でZEK3のライブが行われた。

 

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私の友人たちは全員、用事があったことからライブに来られなかった。

彼等・彼女たちは哀れだった。もう、2ndステージが神がかりに凄かったからだ。

曲は、「We're Gonna Groove」、「Over The Hills and Far Away」、「The Rain Song」、「The Song Remains The Same」、休憩を挟んで、「Heartbreaker」、「Hots On For Nowhere」、「Since I've Been Loving You」、「In My Time of Dying」、アンコールに、「Good Times Bad Times(incl, Communication Breakdown)」、「天国」、「Rock and Roll」。

 

いや、ポリリズムシンコペーション変拍子の波状攻撃ナンバーである「Hots On For Nowhere」までプレイしてしまったのだから、私の頭は完全にぶっ飛んだ! この曲、バンドとしてやろうとなると難易度S級クラス。それをやっちゃったのだから、ZEK3にまさに絶句。

あと、「In My Time of Dying」でのZEK3のグルーブはもう最高! 私は、イッてしまった。

まあ、「Since I've Been Loving You」の前に、清水さんと私の間でジョークのやりとりが行われたが、そこはご愛敬。

 

ともかく、ボンゾがこの世にいない今、本田珠也さんこそが宇宙一のドラマーであり、ZEPP再結成にパーシーが、「やだ」、と言っている限り、ZEK3こそが宇宙一のバンドに間違いない。

 

ZEK3の2ndアルバムがライブ・レコーディング中らしいが、ファースト共々、特にジミー・ペイジに聴かせたい。ZEK3を聴いたら、ジミー・ペイジ、ミュージシャン/ギタリストとして復活してくれるかもしれないから。