ガラード401

また、オーディオ・ネタ。

 

私は

(ビンテージ・オーディオこそが、本物のオーディオ機器なのだな)、と確信をもった頃に、アナログ・プレーヤーだけは進化していると思ったことがある。

それは、オーディオ店で某メーカーの当時のフラグシップ、アナログ・プレーヤーの音を聴いたからだった。

そのアナログ・プレーヤーは、見事なまでな立体音場感を形成し、今まで聴いたことのない素晴らしいサウンドを奏でた。

そして、私は、オーディオ愛好家の間で、すこぶる評判が良い、そのジュニア機の導入に踏み切った。ジュニア機と言えども、約200万円はする代物だった。

私は、もう・・・・・(*^  ^*)・・・・・だった。

レコードがこの上なく良いサウンドになり、ご満悦だった。約7年間・・・・・・。

 

しかし、そんな私に、ガラード401を自宅試聴する機会が訪れた。アームは、3009。

私は2003年に、トーレンス(型式・失念!)のアナログ・プレーヤーを導入し、初めて、ベルトドライブ方式のアナログ・プレーヤーの音を楽しんだ。

そのトーレンスのアームが3009だった。

3009にもいくつかの型式があるようだが、当時の型式も、ガラード401についてある3009の型式も失念。

それで、私は、2003年当時、カートリッジにシュアーのV15TypeV・MRを使用していたのだが、音に不満が出て、オルトフォンのMC20Sに変えた、と言う過去をもっていた。

 

だから

(ふ~ん、あの3009装着のガラード401ね。あれ? MC20S、無いぞ。仕方がない。V15TypeV・MRで、レコードをかけてみるか)、と、完全にガラード401を舐めきって、レコードを鳴らした。

 

そうしたら

 

(/°□°;)/

 

となり、我が愛機、某ブランドの約200万円が、ガラード401に大敗北を喫したことを実感した。

 

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型式は異なっていても、3009は3009。音に極端な差異はない。

カートリッジは嘗て知ったるシュアー・V15TypeV・MR。

故に、約200万円の現代機を叩きのめしたのは、ガラード401、と言うことだ。

お値段、32万円くらいのビンテージ。

 

私は即座に、その現代機を売り払い、ガラード401を導入した。

 

アイドラー・ドライブのガラード401が出す音は、例えば、ソニー・ロリンズの『テナー・マッドネス』なら、低速トルクも充分で(トルクが太い)サックスが低音から高音まで一気に吹き上がるところでは、その音の圧倒的な臨場感を克明に描写する。

また、ジャズの再生においては、シンバルの再生が命だが、シンバルの

「カシーンッッッ!」の「ッッッ!」まで、見事に描写したのだ。約200万円の現代機では、「カシーンッ!」、でしかなかった。

 

アナログ・プレーヤーまでもが、ビンテージこそが本物だということを思い知らされた私。

 

因みに、後日、ガラード301とトーレンスTD124を自宅試聴する機会に恵まれたが、私的には、硬質なガラード401が一番、肌に合い、今日まで愛機となっている。

 

さて、このお盆休みには、何のレコードを聴こうかな。