詐欺に満ちたオーディオ機器を糾弾する(4)

      ~モニター・スピーカーは家庭では使ってはいけない~

 

今日からサブ・タイトルをもうけた。

 

モニター・スピーカー、ということで、先ずは恥を忍んで私の失敗談から始めたい。

 

私は、小学6年生の時に、LED ZEPPELINを聴いたことに端を発し、オーディオに開眼したのであるが、中1の時に昨日書いたJBLの4343が大いに気になり(S・Fの美辞麗句にだまされたのではなく、雑誌の写真を見て、4343のデザインに一目惚れをした)、オーディオ店に初めて入った。

 

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それで、4343をマーク・レヴィンソン・LNP-2(Lの初期型だったと思う)、マッキントッシュのMC2300(アナログ・プレーヤーは失念)で鳴らしたのを聴いて、大変な衝撃を覚えた。

(オーディオって、すごい・・・・・・)

 

中1の私は、自らの意思で4343の音に洗脳されてしまったのであるが(苦笑)、高1の時に、またオーディオ店でJBLの4508に130AのWウーファー、375+2395、075をマルチ・アンプ駆動する音を聴いて

(4343や4344より、こっちの方がすげー音がいいぞ・・・・・・)

と思いながらも、4343か4344にこだわっていた。

所謂、『すり込み現象』である。

そんな私は、社会人になり、経済的に余裕が出てから

 

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4344をぶち込んだ訳だ。

時代は4344MKⅡになっていたが、JBLはMKⅡ化を図ると音が軽くなっていたことから、私は4344にこだわった。

本当は、アルニコ仕様の初期型の4343が欲しかったのだが、そんなに都合良く中古市場には登場してくれない。

 

そんな私は、4344は(4343もだが)マルチ・アンプ駆動(アクティブ・バイ・アンプ駆動)を行わないと真価を発揮しないことを知っていたことから、直ぐさまマルチ・アンプ駆動に発展させた。

 

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この時期では、マッキントッシュのMC352を低域に、MC2102を中高域に使用していた。

 

しかし、どうにも音が悪いのである。

当然、チャンデバで調整を施し、4344のアッテネーターも調整し、果てはルーム・チューニングも施した。

 

だが、それでも音が悪い・・・・・・。

 

それで私は、4344を何と4ウェイ・マルチ・アンプ駆動にまで発展させたのだ。

そうしたら、音が劇的に改善された。

でも、満足に至らない。

 

そんな私は、昔、雑誌で見た或る写真を思い出した。

それは、レコーディング・スタジオ内で4343がプレイバック・モニター用として、壁に埋め込まれている写真だ。

また、大型43シリーズの初陣、4350は壁に埋め込むことを前提に設計されていたと言うことも思い出したのだ。

私は、4344の上の真ん中にブロックを2個重ねて置き、左右にもその様にした。これが左側。右側にも同様にした。

すると、私が望む音が出てきたのである。

 

すなわち、プレイバック・モニター用の大型スピーカーとは、壁に埋め込むことによって、【箱鳴りをさせないように設計が成されている】ということに気がついたのだ。

大型モニター・スピーカーを家庭では、箱鳴りをさせて鳴らしてしまうから音がまとまらない、と言う事実に直面した訳である。

スピーカーから音が出ると、大なり小なり、箱が振動してしまい、音がまとまらなくなるのである。

 

はい。私は、4344を放り出し、4508にLE15AのWウーファー、375+2395、075に走り出して今日に至る。

 

だが、私がこう記してもオーディオ店の者は

「いや、そんなことはありませんよ。その人が勝手に思い込んでいるだけじゃないですか」、と言うに決まっている。オーディオ店の人間など、モノを売ってナンボである。

詐欺師でしかない。

或いは、オーディオ店の人間は薄給であるが故に、自らが自分の部屋に大型モニター・スピーカーをぶち込んで四苦八苦した経験がないから判らない。

社会的負け組なのだから、仕方がない。

 

かれこれ12~13年くらい前から元JBLの人間とタッグを組んで、43シリーズのチューニングを施して儲けているところがあるが、全くもって出鱈目商売をしているとしか言いようがない。

もっとも、転勤族を終えたサラリーマン等が昔に憧れたブルーバッフルの43シリーズを、と思う気持ちも解るが。

 

ただ、昔、交流のあった人で4348をS9800SEと併用していて、4348について

「音がバラバラ」、と語っていたが、その人は正解。

 

さて、そうなるとモニター・スピーカーとして忘れてならないのが

 

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レイ・オーディオ。

 

これも大型43シリーズと同様なのである。

 

私の知人でRM6Vを導入し悦に入っていた人がいるが、私は牛の涎でしかない低音を筆頭に、酷い音にうんざりし、その人を私の家へ呼んで、私のオーディオの音を聴かせたら、その人は衝撃の余り、RM6Vを放り出し、私と同じJBLに走った。

 

また、モニター・スピーカーではないが、同様な構造を有しているスピーカーがある。

 

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イオニアのエクスクルーシブ・2401。

 

もう、最悪のスピーカーとしか言いようがない。

 

そもそも、1601aウーファーなどコーン紙が重すぎてマルチ・アンプ駆動をしても低音が牛の涎。

 

この2401の使い手にも私の音を聴かせたら2401を放り出し、私と同じJBLに走った。

 

あと

 

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このスピーカーの使い手もRM6Vや2401の使い手と同様な運命になった。

 

ともかく、モニター・スピーカー、また、それに準ずるスピーカーというものは、上記のことから、家庭用には全く適さないことを明言しておく。

 

 

 

(この稿、終わり)