ギターはテクより音と味で勝負

いやー、去る5/18に書いた『ジミー・ペイジのギター・テクニック』を今、読んだら、中身があるじゃないですか!

私がギター関係について書いたのは、2年前8月下旬の『ジミー・ペイジに対する風評被害』が最後だった訳ですが、この間における私のエレキ・ギターの成長ぶりを示しています。自画自賛します(笑)。

 

それでまた思うところがあり、筆を認めます。

 

実は2年前の9月の頭に遡るのですが、エレキ・ギターの練習に煮詰まった私は、私が中学生の時に、『ヤング・ギター』で、「初心者はリッチー・ブラックモアの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』の完コピをすべし。エレキ・ギターに大事な要素がいっぱい入っている故」、と書かれていたことを思い出し、やってみた訳ですよ、リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル)の『スモーク・オン・ザ・ウォーター』を。

 

すると、あら不思議。2日間でギター・ソロまで完コピしちゃえました。左の指も動く、動く。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521094005j:plain

 

そうなると、私はリッチー・ブラックモアが嫌いなのですが、『ハイウェイ・スター』『バーン』まで完コピをし、果てはレインボーの『キル・ザ・キング』まで完コピしました。この3曲も難なくスイスイとモノにし得ました。

 

人間、現金なもので、左指がやけに動くようになると速弾きをしたくなるもので、その後で私は、マイケル・シェンカーの『イン・トゥ・ジ・アリーナ』の完コピに励み、モノにしました。高校時代の友人でリッチー・ブラックモア&マイケル・シェンカー大好き人間に私のプレイを聴いてもらい、「お前、すげーじゃん!」、と言われたことから、まあ完コピ度、85%くらいまでは行ったものと思います。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521094515j:plain

 

その後で私が取りかかったのは、B'zの完コピ(笑)。

レンタルでCD、2枚を借りてきて、CD-Rに2曲を焼いて、その2曲の完コピに励みました。その2曲のタイトルを失念していますが、かなりの速弾きが出てくる曲でした。LED ZEPPELINの『トランプルド・アンダーフット』の替え歌である『バッド・コミュニケーション』ではなかったです。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521095139j:plain

 

その2曲の完コピもスイスイとモノにしてしまい、私は有頂天になりました。

 

だって、左指が難なく達者に動くようになったのですから!

 

(俺は、天才ギタリストだ!)、と自惚れてしまいました。

 

B'zの2曲を完コピし終えたのが、同年11月上旬。

 

しかし、その後で、私の高く伸びた鼻がへし折られる出来事が生じました。

 

クリームの『クロスロード』に手も足も出ず、味のギターの代表格であるジェフ・ベックの『哀しみの恋人たち』は、なんちゃって。それに、ツェッペリンの『天国への階段』のギター・ソロはヘボヘボ・・・・・・。

 

私は、落ち込むと同時に、訳が分からなくなりました。

テクニカル系ギタリストの完コピをいともあっさりやってのけたのに、『クロスロード』はともかく、『哀しみ』は無表情・無機質、『天国』はつっかえまくり、形にならず・・・・・・。

 

これは昨年、師匠の門下生になって解ったことですが、大きな理由の1つとして、チョーキング&ヴィブラートが下手くそだったからなのです。

 

あと、私が完コピをした曲は、『バーン』のアルペジオピッキングの箇所を除けば、速弾きにおいて複数の弦を用いる箇所もありましたが、概ね、2本の弦のみでの速弾きで成立してしているものだったからなのです。

 

加えて、私が完コピをした曲は、アドリブが入っていたとしても曲のお約束の範囲内であるが故に、リズムが取りやすかったのです。

 

大学生の時に、「リッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーは完コピしやすい」、とエレキ・ギターをやっている者たちが言っていましたが、私は、年齢が高くなって、要約その意味が解った次第です。

 

ただ、私は思ったのです。

 

(テクニカルなら、ジョン・マクラフリンまで行かなくとも、ジョー・パスタル・ファーロウグラント・グリーンを筆頭としたジャズ・ギタリストにあまたいるじゃないか。この歳でエレキ・ギターを始めて、何処までジャズ・ギターをモノにできるか分からないけれども、ロック・ギターやブルース・ギターなら、音と味が大事じゃないか)

 

味のギター、であれば、どなたでもお分かりのことと思いますが、音と言えば、例えば、ザ・フーピート・タウンゼントの様に、コード・ストローク一発で聴く者をノックアウトすることを意味します。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521103337j:plain

 

最も、エレキ・ギターを手にしたなら人それぞれであることから、ロック系のテクニカル・ギタリストを目指すのも良いと思います。

 

しかし、私は、ロックをやるならば、音に説得力を持たせ、音で聴いた人をノックアウトできる、また、味で聴かせるギタリストを目指します。