ジミー・ペイジの手癖について

今日は、ジミー・ペイジの手癖について語りたいと思います。

 

よく、ジミー・ペイジについて、「手癖が強い」、と言われます。

 

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私には、昨年からエレキ・ギターの師匠がおりまして、その師匠についてエレキ・ギターの練習に励んでいます。

 

それで、その師匠から教わってびっくりしたのですが、ギターを弾く際の手癖というものは、人それぞれが最初から持っているのだそうです。

私は、ギター修行の過程で手癖が醸成されるものだとばかり思っていましたから、正に青天の霹靂でした。

 

そして私は、師匠にジミー・ペイジの手癖について尋ねたのです。

すると

「俺もジミーは手癖が強いものだとばかり思っていた。けど、それは誤りで、彼の手癖は人並みなんだよ」、と。

 

そして私は思いました。

昨日、私が書いたジミー・ペイジのギター・テクニックの特徴として、【4度の動き】を入れること、速弾きで変則的ながらキレイなプリングをすることを記しましたが、多くの人間(アンチ・ジミー・ペイジ、アンチ・ZEPPを含む)がエレキ・ギターでペイジの完コピにトライしたものの、上記2つの指使いに閉口して挫折し、その2つをして「ジミー・ペイジは手癖が強い!」となったに相違ないと思いました。

 

最初に誰が、「ジミー・ペイジは手癖が強い!」、と言った(雑誌に書いた)のかは知りませんけれども、私がZEPPを聴いて間もない頃にはギター雑誌でそう書かれていたものです。

1997年頃まで日本には、『ロック・ギター評論家』、と言う奇妙な職業がありましたが、業界に勤める友人の話だと、『ロック・ギター評論家』などは詐欺師ばかりで、ろくにギターを弾けないくせに出鱈目スコアばかり発行していたとのこと(今でも、出鱈目スコアの氾濫はやみませんが)。

ともかく、最初は誰であれ、阿呆な『ロック・ギター評論家』がペイジの完コピにトライしたものの、上記2つの要素から、「ジミー・ペイジは手癖が強い!」、となり(書き)、それが一人歩きし、都市伝説よろしく今日まで伝わってきたのだと思いました。

 

私の師匠によれば、「Heartbraker」でガシャガシャと弾くところ、RAHでの「I Can't Quit You,Baby」にも出てきますし、似たようなものが「Black Dog」にも出てきますが、あれは『意図してプレイしていることが、判った』、とのことでした。

 

そうなると、ジミー・ペイジの手癖は・・・・・・?、となりますが、師匠がプレイしたなら、それは極めて普通レベルでした。

 

ギターを弾く際の手癖とは、全ての人がギターを始める前からもっている以上、各々の手癖は異なっていても、『手癖が強い』、と言うレベルのものはなく、ジミー・ペイジもまた然り、な訳です。

 

ペイジのギターを完コピできないからと言って、「ジミー・ペイジは手癖が強い」、などと言ってはいけないのです。よろしいかな、そこのB'zの松本ファンの君。

 

そもそも私が40年もZEPPファン、ジミー・ペイジのファンをしていて、『天国への階段』のギター・ソロの完コピをやってのける人物は、私の師匠だけなのですから。You Tubeでの「弾いてみた」「Lesson」を見ても(聴いても)、いいとこ70点が最高点な訳で、それほどあの曲の完コピは大変なのです。

速弾きに(チョークアップ&ダウン)+ヴィブラートの複合技の連続。大変でした。

私は、『天国への階段』のギター・ソロ攻略に際して、師匠から最初に命じられたのは、千本チョークアップ、千本チョークダウン、千本チョークアップ&ダウン、千本(チョークアップ&ダウン)+ヴィブラート、千本・変則プリングだったのですから。星一徹です、師匠は。

 

師匠はすごいことに、本物の58年レスポールを1本、59年レスポールを2本、60年レスポールを1本、所有されており、ZEPPバンドのギタリストをされております(現在、活動停止中ですが)。その師匠、伝家の宝刀、4本に触れさせてくれません(涙)。

 

でも、M78星雲から来たような凄腕の師匠(私はウルトラ先生、と呼んでいます)をして、ジェフ・ベックを捕らえられるのは、『フラッシュ』は無かったことにして、『ゼア・アンド・バック』までだそうです。『ギター・ショップ』の「Where Were You」、「あと、1/4が完コピできねー!」、と言っておられます。