LED ZEPPELIN 『永遠の詩』

皆さんは、このCD、またはレコードによって人生を変えられた、と言う経験をお持ちではありませんか?

 

私の場合、LED ZEPPELINの『永遠の詩』です。

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小学6年生の夏休みに入って間もない時期に、クラスメイトの友人宅に遊びに行ったのですが、その友人がラジオでエアチェックをした、LED ZEPPELINの“Rock and Roll”と“Celebration Day”を聴かせてくれたのです。

 

私はそれまで、ロックをビートルズ、キッス、クイーンしかまともに聴いたことがなかったのですが、このLED ZEPPELINの2曲は、私にとんでもない影響を与えました。

先ず第1に、ビートルズ、キッス、クイーンとかの場合ですと歌が入ると、自然に歌に耳が向かうものでしたが、LED ZEPPELINの場合、ギター、ボーカル、ベース、ドラムの音が均等に耳に入ってきたのです。

第2に、“Rock and Roll”の、のっけから、ジミー・ペイジの58年レスポール&マーシャル・サウンドにやられてしまったのです。

 

(これは、とんでもないものを聴いてしまった)、と、私は思いました。

 

更に、7月下旬に発売されていた「ミュージック・ライフ」のグラビアにLED ZEPPELINのフォトが載っており、Wネック・ギターを弾くジミー・ペイジを見て、(Wネック・ギターって何じゃーっっっ!!!)、となったのです。

 

そして、本来ならビートルズの『フォー・セール』とキッスの『デストロイヤー』を買う予定であった予算を一気に、LED ZEPPELINの『永遠の詩』に向けたのです。

 

そして、レコードを聴いた私は、もう、ぶっ飛んでしまいました。

また、夏休み中に発売された「音楽専科」の別冊で、ZEPPの全米ツアーのグラビアを見て、メンバー4人を食い入るように見ました。

 

『永遠の詩』のB面の“Dazed And Confused”を何度も聴くと、ギター・プレイが少々粗いことは解りましたが、ジミー・ペイジは私のギター・ヒーローになりました。エース・フレイリーを蹴落として。

 

また、私は、その時点では漠然としていたものの、

LED ZEPPELINとは、音の質感を聴かせるバンドだ)

と思ったのです。それは、その後、スタジオ盤を買って、聴いていく内に確信となりました。

それで、当時、家にあったオーディオ機器は小さなポータブル・ステレオと買って貰って間もないラジカセのみ。

(こんなんじゃ、LED ZEPPELINの音を聴くのに不充分だ)

と思い、遙かに年長の従兄が購読していた『ステレオ・サウンド』を見て、私はオーディオに目覚めたのです。

 

いやー、中学生になって間もない時期に、オーディオ店でマッキントッシュのC32とMC2300で鳴らしたJBL4343で『LED ZEPPELIN  Ⅳ』を聴いた時には大きな感動を覚えました。

中1の秋に、私は、テクニクスコンポーネントを購入したのですが、

(将来は、JBLマーク・レヴィンソンのプリ・アンプとマッキントッシュのパワー・アンプで鳴らすぞ!)

と、堅く心に誓ったものでした。

 

その後、中学生の時からロックと並行して、ジャズやブルースも聴くようになり、今日に至りますが、「私の人生の一枚のレコード」と言われたら、私は躊躇うことなく、LED ZEPPELINの『永遠の詩』を挙げます。

 

このLED ZEPPELINの『永遠の詩』に出会わなくば、私の人生は無味乾燥なものになっていたでしょう。