エリック・ジョンソンはすごい!

いや、2015年夏に突然、ギターに目覚めて以来、エリック・ジョンソンの名前は知っており(Fenderからエリック・ジョンソン・モデルが出ているじゃないですか)、You Tubeで彼の曲を聴いたはずですが、その時はピンとこなかったのでしょう。

 

それで、昨年の夏にギックリ腰をやって動けなくなった時に、エリック・ジョンソンの『ビーナス・アイル』に入っている「マンハッタン」と「SRV」をYou Tubeで聴きました。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180527103622j:plain

 

そうしたら、ぶっ飛んでしまい、彼の大ファンになったのです。

 

私が、ギタリストに入れ込んだのって、ザ・スミスジョニー・マー以来です。実に、31年ぶりに新たなギタリストに入れ込みました。

 

そのテクニックもさることながら、ギターの音に驚き、そして入れ込んだのですが、ギターの音に驚いたのって、マーク・ノップラー以来です。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180527104107j:plain

 

エリック・ジョンソンのギター・サウンドに対するこだわりはネット上に散見されますし、皆さん、ご承知の事と思いますので、割愛。

 

ただ、私は、エリック・ジョンソンから、音について、ピッキングの重要性を改めて、強く教わりました。

そうは言っても、真似できませんが。

 

あと、エリック・ジョンソンは、ブルース、ロック、そしてジャズ/フュージョンのテクニックや音楽性を土台にして、自らのテクニック、音楽性を築いていることに脱帽。極めてミクスチャー。でも、大好きなミクスチャー。

 

加えて、彼はテクニカルだけでなく、「味」のギタリストでもあることに、私は惹きつけられました。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180527105509j:plain

 

何も書くことないや。

 

ともかく、私が、ジミー・ペイジ・バカ一代でないことを分かって下されば幸い、ということです。

ギターはテクより音と味で勝負

いやー、去る5/18に書いた『ジミー・ペイジのギター・テクニック』を今、読んだら、中身があるじゃないですか!

私がギター関係について書いたのは、2年前8月下旬の『ジミー・ペイジに対する風評被害』が最後だった訳ですが、この間における私のエレキ・ギターの成長ぶりを示しています。自画自賛します(笑)。

 

それでまた思うところがあり、筆を認めます。

 

実は2年前の9月の頭に遡るのですが、エレキ・ギターの練習に煮詰まった私は、私が中学生の時に、『ヤング・ギター』で、「初心者はリッチー・ブラックモアの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』の完コピをすべし。エレキ・ギターに大事な要素がいっぱい入っている故」、と書かれていたことを思い出し、やってみた訳ですよ、リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル)の『スモーク・オン・ザ・ウォーター』を。

 

すると、あら不思議。2日間でギター・ソロまで完コピしちゃえました。左の指も動く、動く。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521094005j:plain

 

そうなると、私はリッチー・ブラックモアが嫌いなのですが、『ハイウェイ・スター』『バーン』まで完コピをし、果てはレインボーの『キル・ザ・キング』まで完コピしました。この3曲も難なくスイスイとモノにし得ました。

 

人間、現金なもので、左指がやけに動くようになると速弾きをしたくなるもので、その後で私は、マイケル・シェンカーの『イン・トゥ・ジ・アリーナ』の完コピに励み、モノにしました。高校時代の友人でリッチー・ブラックモア&マイケル・シェンカー大好き人間に私のプレイを聴いてもらい、「お前、すげーじゃん!」、と言われたことから、まあ完コピ度、85%くらいまでは行ったものと思います。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521094515j:plain

 

その後で私が取りかかったのは、B'zの完コピ(笑)。

レンタルでCD、2枚を借りてきて、CD-Rに2曲を焼いて、その2曲の完コピに励みました。その2曲のタイトルを失念していますが、かなりの速弾きが出てくる曲でした。LED ZEPPELINの『トランプルド・アンダーフット』の替え歌である『バッド・コミュニケーション』ではなかったです。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521095139j:plain

 

その2曲の完コピもスイスイとモノにしてしまい、私は有頂天になりました。

 

だって、左指が難なく達者に動くようになったのですから!

 

(俺は、天才ギタリストだ!)、と自惚れてしまいました。

 

B'zの2曲を完コピし終えたのが、同年11月上旬。

 

しかし、その後で、私の高く伸びた鼻がへし折られる出来事が生じました。

 

クリームの『クロスロード』に手も足も出ず、味のギターの代表格であるジェフ・ベックの『哀しみの恋人たち』は、なんちゃって。それに、ツェッペリンの『天国への階段』のギター・ソロはヘボヘボ・・・・・・。

 

私は、落ち込むと同時に、訳が分からなくなりました。

テクニカル系ギタリストの完コピをいともあっさりやってのけたのに、『クロスロード』はともかく、『哀しみ』は無表情・無機質、『天国』はつっかえまくり、形にならず・・・・・・。

 

これは昨年、師匠の門下生になって解ったことですが、大きな理由の1つとして、チョーキング&ヴィブラートが下手くそだったからなのです。

 

あと、私が完コピをした曲は、『バーン』のアルペジオピッキングの箇所を除けば、速弾きにおいて複数の弦を用いる箇所もありましたが、概ね、2本の弦のみでの速弾きで成立してしているものだったからなのです。

 

加えて、私が完コピをした曲は、アドリブが入っていたとしても曲のお約束の範囲内であるが故に、リズムが取りやすかったのです。

 

大学生の時に、「リッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーは完コピしやすい」、とエレキ・ギターをやっている者たちが言っていましたが、私は、年齢が高くなって、要約その意味が解った次第です。

 

ただ、私は思ったのです。

 

(テクニカルなら、ジョン・マクラフリンまで行かなくとも、ジョー・パスタル・ファーロウグラント・グリーンを筆頭としたジャズ・ギタリストにあまたいるじゃないか。この歳でエレキ・ギターを始めて、何処までジャズ・ギターをモノにできるか分からないけれども、ロック・ギターやブルース・ギターなら、音と味が大事じゃないか)

 

味のギター、であれば、どなたでもお分かりのことと思いますが、音と言えば、例えば、ザ・フーピート・タウンゼントの様に、コード・ストローク一発で聴く者をノックアウトすることを意味します。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180521103337j:plain

 

最も、エレキ・ギターを手にしたなら人それぞれであることから、ロック系のテクニカル・ギタリストを目指すのも良いと思います。

 

しかし、私は、ロックをやるならば、音に説得力を持たせ、音で聴いた人をノックアウトできる、また、味で聴かせるギタリストを目指します。

 

 

本当に巧いギタリストはエフェクターに頼らない

本日、2度目の投稿です。親指を除く左指4本の先がギターの練習の為に痛くて、故にギターを夕方まで持ちたくないのです。練習をサボろうものならば、明日のレッスンで師匠に怒鳴られます。怖ひ。

 

私は、米英のギタリストたちもそうですが、90年代に入ってからの日本のロック(J・ROCKって言うのかな?)ギタリストたちが、何故やけにエフェクターを使用しまくるのかを謎に思っていました。

今ではCDショップに行ってもそうではないのですが、10年くらい前までは日本の人気ロック・バンドの新譜が出たらCDショップで曲が流れていたものです。

その当時はギターを手にしていない私でも直ぐに判るくらいに、日本人ロック・ギタリストたちはやけエフェクターで音をつくっていたものです。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180519122540j:plain

 

それで、その影響なのかエレキ・ギターをやっている若者たちまで、必要以上にエフェクターに凝っています。

 

私は、エレキ・ギターを始めてから、サウンド・メイキングはあくまでも基本はギター本体とアンプで行うものと思っていました。

 

それで、どうやらそれは正解だった模様です。

 

業界に勤める友人が幸運にも1996年にペイジ・プラントが来日公演を行った際に、日本武道館で開演前にジミー・ペイジエフェクター・セッティング、アンプのセッティングを見ることができ、開演後は舞台袖で双眼鏡でペイジの足下の扱い方をつぶさに見ていたそうです。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180519123507j:plain

 

写真はペイジ・プラント時のものではないのですが(苦笑)、友人の話によると、ジミー・ペイジは、ワウをおまけとして歪み系と他にほぼ2種類のエフェクターのみを使用し、ギターとアンプのセッティングで音づくりをしていたそうです。

 

また、その友人はエリック・クラプトンの来日公演でも同様な機会に恵まれたそうですが

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180519124043j:plain

 

エリックもワウをおまけとして、多くて3種類のエフェクターのみを使用し、ギターとアンプのセッティングで音づくりをしていたそうです。

 

更にその友人はジェフ・ベックの来日公演でも同様な機会に恵まれ(あー、うらやましい!)、話によると

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180519124442j:plain

 

プレイする曲にもよりますが、概ねエフェクターは3種類のみで、やはりギターとアンプのセッティングで音づくりをしていたそうです。

 

ああ、そこのお若い方。この3人はロック・ギターのパイオニアエフェクターがまだ余りない時代を経験してきたから、などと言わないで下さい。

 

ここからが本題。

 

私は昨年、自分の音づくりを考えた際に師匠にエフェクターについて尋ねました。友人から聞いたペイジ、クラプトン、ベックの話も踏まえて。

 

そうしたら師匠は

 

「あのな、本当に巧いギタリストってのはエフェクターに頼らないんだ。Charだってそうだ。エフェクターは必要最小限にとどめ、ギター本体とアンプのセッティングで音づくりをする。アンプは、例えばベース、ミドル、トレブルを一定に保ったままなはず。その上で、音に大きな影響を与える重要なファクターは何だと思う? フィガリングとピッキングだよ。ベック、ペイジ、クラプトンもそこをよく理解しているんだ。ジェフは解りやすいな。でも、ペイジ、クラプトンもそうなんだよ。指とピッキングで音色を決めているんだ。ん? 何? 特に日本人ギタリスト? B'zの松本を例に出せばいいな。アイツはテクニカルなギタリストを謳い文句にしてのし上がってきた訳だが、ファンが完コピをしようものならば、松本のテクなどしょーもないってのが直ぐにバレバレになる。アイツはリッチー・ブラックモアが好きらしいが、リッチーを完コピしてギターを覚えてきたならフィガリングで小指を自然に使うようになる。だけど、アイツ、小指、使わねーじゃん。テクニカルなんて、松本を売り出す為の大嘘なだけさ。TMネットワークの木根の様にエア・ギターやっていないだけマシなのかな? 話が逸れたが、それで、そうなると音を売り物にするしかない訳。指もピッキングもダメな奴なんだから、自然とエフェクターしこたまになるの。X・JAPANのSUGIZOや前のHIDEも同じ。英・米の連中も昨今じゃ酷い有様なようだが、特に日本は悲惨だよな。ノイズの嵐。ノイズを出して、そのノイズを聴いて喜んでいる連中ばかりなんだから。ジミ・ヘンが変に地味に聞こえるよな」

 

と、師匠は最後に南極よりも寒い言葉で結ばれましたが、私は納得しました。

 

ともかく、私は、ワウをおまけとして、歪み系他2つくらいのエフェクターで自分の音を目指します。

ジミー・ペイジの手癖について

今日は、ジミー・ペイジの手癖について語りたいと思います。

 

よく、ジミー・ペイジについて、「手癖が強い」、と言われます。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180519085951j:plain

 

私には、昨年からエレキ・ギターの師匠がおりまして、その師匠についてエレキ・ギターの練習に励んでいます。

 

それで、その師匠から教わってびっくりしたのですが、ギターを弾く際の手癖というものは、人それぞれが最初から持っているのだそうです。

私は、ギター修行の過程で手癖が醸成されるものだとばかり思っていましたから、正に青天の霹靂でした。

 

そして私は、師匠にジミー・ペイジの手癖について尋ねたのです。

すると

「俺もジミーは手癖が強いものだとばかり思っていた。けど、それは誤りで、彼の手癖は人並みなんだよ」、と。

 

そして私は思いました。

昨日、私が書いたジミー・ペイジのギター・テクニックの特徴として、【4度の動き】を入れること、速弾きで変則的ながらキレイなプリングをすることを記しましたが、多くの人間(アンチ・ジミー・ペイジ、アンチ・ZEPPを含む)がエレキ・ギターでペイジの完コピにトライしたものの、上記2つの指使いに閉口して挫折し、その2つをして「ジミー・ペイジは手癖が強い!」となったに相違ないと思いました。

 

最初に誰が、「ジミー・ペイジは手癖が強い!」、と言った(雑誌に書いた)のかは知りませんけれども、私がZEPPを聴いて間もない頃にはギター雑誌でそう書かれていたものです。

1997年頃まで日本には、『ロック・ギター評論家』、と言う奇妙な職業がありましたが、業界に勤める友人の話だと、『ロック・ギター評論家』などは詐欺師ばかりで、ろくにギターを弾けないくせに出鱈目スコアばかり発行していたとのこと(今でも、出鱈目スコアの氾濫はやみませんが)。

ともかく、最初は誰であれ、阿呆な『ロック・ギター評論家』がペイジの完コピにトライしたものの、上記2つの要素から、「ジミー・ペイジは手癖が強い!」、となり(書き)、それが一人歩きし、都市伝説よろしく今日まで伝わってきたのだと思いました。

 

私の師匠によれば、「Heartbraker」でガシャガシャと弾くところ、RAHでの「I Can't Quit You,Baby」にも出てきますし、似たようなものが「Black Dog」にも出てきますが、あれは『意図してプレイしていることが、判った』、とのことでした。

 

そうなると、ジミー・ペイジの手癖は・・・・・・?、となりますが、師匠がプレイしたなら、それは極めて普通レベルでした。

 

ギターを弾く際の手癖とは、全ての人がギターを始める前からもっている以上、各々の手癖は異なっていても、『手癖が強い』、と言うレベルのものはなく、ジミー・ペイジもまた然り、な訳です。

 

ペイジのギターを完コピできないからと言って、「ジミー・ペイジは手癖が強い」、などと言ってはいけないのです。よろしいかな、そこのB'zの松本ファンの君。

 

そもそも私が40年もZEPPファン、ジミー・ペイジのファンをしていて、『天国への階段』のギター・ソロの完コピをやってのける人物は、私の師匠だけなのですから。You Tubeでの「弾いてみた」「Lesson」を見ても(聴いても)、いいとこ70点が最高点な訳で、それほどあの曲の完コピは大変なのです。

速弾きに(チョークアップ&ダウン)+ヴィブラートの複合技の連続。大変でした。

私は、『天国への階段』のギター・ソロ攻略に際して、師匠から最初に命じられたのは、千本チョークアップ、千本チョークダウン、千本チョークアップ&ダウン、千本(チョークアップ&ダウン)+ヴィブラート、千本・変則プリングだったのですから。星一徹です、師匠は。

 

師匠はすごいことに、本物の58年レスポールを1本、59年レスポールを2本、60年レスポールを1本、所有されており、ZEPPバンドのギタリストをされております(現在、活動停止中ですが)。その師匠、伝家の宝刀、4本に触れさせてくれません(涙)。

 

でも、M78星雲から来たような凄腕の師匠(私はウルトラ先生、と呼んでいます)をして、ジェフ・ベックを捕らえられるのは、『フラッシュ』は無かったことにして、『ゼア・アンド・バック』までだそうです。『ギター・ショップ』の「Where Were You」、「あと、1/4が完コピできねー!」、と言っておられます。

ジミー・ペイジのギター・テクニックについて

今回はジミー・ペイジのギター・テクニックについて、記したいと思います。

 

雑誌『ロッキン・オン』で、ジミー・ペイジについて、「ギター・テクニックについては何ら語ることがない」、と、或るロック評論家が語っていましたが、きっとその者は私以上にギターが下手くそに相違ありません。アマチュア時代のサザン・オール・スターズのギタリストだった萩原健太はまともにギターを弾けない肥満体低脳ロック評論家ですが、そう言うしょーもない業界人が多いものです。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180518202716j:plain

 

先ず、ジミー・ペイジのギター・テクニックの特徴として、独特のチョーキングがあります。

私の敬愛するCharが、ジミー・ペイジチョーキングにダメ出しをしていますが。

それは、例えば、『天国への階段』のギター・ソロの冒頭部のチョーク・アップにおいて、ペイジはチョーク・アップして弦をおろすことなくミュートして次の音に入ることです。

いや、これは、アルバート・コリンズやブルース・ギタリストの一部がやる、れっきとした「技」なのです。

ジミー・ペイジとて、ギターの教則本にあるように、チョーク・アップしたならその弦をおろすことをしていることもあります。

ただ、ペイジの場合には、チョーク・アップした後で弦をミュートし、その後で速弾きすることが往々にしてありますが、そうした方がカッコイイから、弦をおろさないだけなんです。

まあ、Charは、天才なところに大の練習好きですから、ブルースを研究することなく、ブルージーさをもったカッコイイ、ギターを弾きますから許されますけれど、B'zの松本某がペイジのチョーキングにダメ出しをしたなら松本某、笑い者になります。

 

第2に、『天国への階段』続きで、以下のこと。

ギター・ソロに入って、一小節半の間までにAmペンタに沿って弦を下降して速く弾きますが、そこに、3弦7フレット、4弦7フレット、3弦7フレットという運指が現れます(間に、3弦5フレットを挟みますが)。上、3つの運指を【4度の動き】と呼びます。【4度の動き】は、鍵盤楽器や管楽器には出てくるものの、弦楽器には滅多に出てきません。その理由は、弦楽器の場合、弾きにくいから。

しかし、ジミー・ペイジの場合、この『天国への階段』のギター・ソロ、冒頭部の様にライブにおいて、アドリブ弾きで頻繁に【4度の動き】をします。

この【4度の動き】は、あのジミ・ヘンドリックスジェフ・ベックですらさえが避けるものなのです。バカ・テク揃いのジャズ・ギタリストたちでさえが避けます。けれども、ペイジは頻繁に【4度の動き】を行います。理由は、【4度の動き】を用いた方が(【4度の動き】の音を入れた方が)カッコ良くキマるからです。

けれども、1973年までの全盛時代のジミー・ペイジ、ライブにおいて、【4度の動き】、運指が大変で、フィガリングがこけたり、ピッキングを合わせられないこともしばしば(笑)。

それを考えると、1996年1月、ペイジ・プラントでの来日公演におけるペイジ(天才ギタリスト、ジミー・ペイジ、完全復活でした!)、【4度の動き】、やけに達者でした。きっと、レスポールの位置を腰のところまで上げたからでしょうね。

 

この【4度の動き】を多用することもジミー・ペイジのギター・テクニックの大きな特徴。

 

第3に、また『天国への階段』続きで、以下のこと。

やはりギター・ソロに入って、一小節半の間までにAmペンタに沿って弦を下降して速く弾くところで、2弦8フレット→5フレット、3弦7フレット→5フレットとプリングを行いますが、この様に、フレット間をあけて、その上で弦を移動させながら、速弾きをしつつ、キレイなプリングをキメるギタリストは、そう多くありません。

ジミー・ペイジというとフル・ピッキングを多用するギタリストでもありますが、『How The West Was Won』で『貴方を愛し続けて』や『天国への階段』で速弾きをする際には、弦を移動させつつ、フレット間をあけて、キレイなプリングをキメています。

こうした変則的なプリングを速弾きしながら、キレイにキメるのもジミー・ペイジのギター・テクニックの特徴と言えます。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180518212449j:plain

 

第4に、サード・アルバムでの『貴方を愛し続けて』のギター・ソロで顕著なのですが、この曲、キーがCmでそれに則ったペンタでプレイを行うものの、途中でDとG#と異なるキー(ギターのみが転調ですね)でミクソリディアン・スケールを用いて弾いています。

ボンゾとジョンジーを無視して(笑)勝手に転調するのもジミー・ペイジの大技なのですが、ペンタトニック・スケールに他のスケールを混ぜ合わせて、曲として形にしてしまうのもジミー・ペイジのギター・テクニックの大きな特徴です。ライブでは、この離れ業、頻繁に顔を出します。

天才です。

 

あと、もしも『天国への階段』や『貴方を愛し続けて』等々のギター・ソロの完コピ度、今いちダメだな~、と言う人がいるなら今すぐギター・スコアを捨てて(参考書にする分ならかまいませんが)、耳コピに転じて下さい。

あれらの曲のソロ、途中でギターのみ変拍子が入っている、と捉えた方が良いと思います。

ジミー・ペイジジェフ・ベック、クリーム時代のエリック・クラプトンジミ・ヘンドリックスの場合、正確な譜割りが不可能です。アドリブのオンパレード故。

それで、特にジミー・ペイジの場合、「変拍子、大好きギタリスト」ですから、曲によってはギター・ソロに変拍子が入っていると捉えた方が正しいと思います。

 

そうしたことから、第5のジミー・ペイジのギター・テクニックとして、ギターのみが変拍子に転じる、と言うことも挙げて良いかと思われます。

 

 

以上、だいぶ、ジミー・ペイジのギター、完コピに成功してきた私ですが、本当にジミー・ペイジは凄いギタリストです。天才です。

オーディオもギターも国産はしょーもない

本当に久々の投稿になります。

 

今日まで公私ともに様々な出来事があり、多忙を極め、ブログにまで手が回りませんでした。

ですが、どんなに忙しくてもギター(エレキ、アコギ)の練習は怠りませんでした。

 

久々のブログですが、少なからず過激なタイトルになったものの、今日までの間にギターについて私が感じたことを赤裸々に綴りたいと思います。

 

まず、オーディオからなのですが、アンプ(プリ、パワー)等々については、後に稿を改めるとして、最大の音の決めてとなるスピーカー。

スピーカーについて、何故、国産はしょーもないのかを述べたいと思います。

 

とにかく日本人というものは、スピーカー製作において、箱鳴りすることを徹底的に嫌います。理由は、音が濁るからだそうです。

 

          f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180312213941j:plain

 

これは三菱電機が作っていた、ダイヤトーンというブランドのスピーカーなのですが、このダイヤトーンこそがスピーカーを箱鳴りさせない為に、エンクロージュアをガチガチに固めていました。

そして、日本人は、スピーカー製作の過程において、試聴はするものの、基本的に周波数等々の測定を目的に、測定器で作ってしまいます。

また、スピーカー製作において、「無共振室」で開発されたものが余りにも多いのです。

だから、国産スピーカーは、音はキレイなんだけれども、音楽を聴いて楽しいものではないのです。

 

私は、嘗て、JBLと共に英国のTANNOY・オートグラフというスピーカーを使用していました。

 

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180312215536j:plain

このオートグラフは、もう箱鳴りがバンバンし、その箱鳴りが音楽に同化して音楽が聴き手の 耳に入るのですが、もう音楽が楽しくて仕方がありませんでした。

 

現代では海外のスピーカーもしょーもないのですが、このオートグラフというスピーカーは製作者が徹底的にヒアリングを繰り返して作ったものです。

 

    f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180312220318j:plain

 

これが12年もの長きに亘って、私が愛用しているJBLのスピーカーですが、まず写真のホーンが振動して、その振動が音楽に同化して音楽を味わい深いものにしてくれます。低域のウーファーのエンクロージュアも箱鳴りがバンバンして音楽に同化します。

 

ここまで書いて、ギター愛好家の方ならもうお解りでしょう。

 

国産ギターはアコギ、エレキを問わず、ボディの箱鳴り、或いはボディの鳴りが弱いものが少なくありません。

また、ネックの鳴りが弱いものも多いです。

それらの鳴りが弱いと、音はキレイなのですが、味気ない。全く味気ない。

昔、クラシック・ギターで国産の河野ギターが昭和20年代生まれの愛好家に人気だったものの、例えばスペインのラミレスに比べたら、鳴りが弱いものだから、私は嫌悪したものです。

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20180312221455j:plain

 

ギブソンフェンダーもマーチンも良い個体のものは、ボディもネックもバンバン鳴って音に同化するからこそ、音が良く、ギブソン(エレキ、アコギともに)、フェンダー、マーチンは我が国でも不動の人気をもっているのです。

              

LED ZEPPELINとは1つの音楽ジャンル

f:id:JBL-JIMMYPAGE:20161020135223j:plain

今日は、LED ZEPPELINについての総論を書いてみたいと思います。

 

ZEPPファンをして、アコースティックを前面に押し出した『Ⅲ』以外、ZEPPを「ハード・ロック・バンド」として、極めて狭い枠組みでとらえている愚者が多いことが、筆者を腹立たせています。

 

ジミー・ペイジは、LED ZEPPELINは、「天国への階段」において、何故、自分たちは音楽をロックをプレイするのかを説明した後で、アルバム『Ⅳ』のB面での「ミスティ・マウンテン・ホップ」、「フォー・スティックス」、「レヴィー・ブレイクス」において、新たな音楽の創造に入っているのです。

 

その後、ジミー・ペイジは新たな音楽の創造について、ジョン・ボーナムが好んでいたファンク・ミュージックにその活路を見出しました。

 

そして、ボンゾのドラミングをぶっとく前に押しだし、大胆にファンクを取り入れたアルバムが『聖なる館』。

 

もともとLED ZEPELINとは、ブルース・ロックを展開した『Ⅰ』の段階からファンクの要素が入っていました。

ボンゾが大のファンク好きなことからボンゾのドラミングが跳ねていますし、それに触発されてかジョンジーのベースも跳ねていますし、ジミー・ペイジのギターも音のエッジが立っていました。

 

そうしたLED ZEPPELINが『聖なる館』において、「クランジ」でファンクを前面に押し出し、「ダンシング・デイズ」、レゲエの要素を取り入れたつもりが結果としてファンクになってしまった「ジャメイカ」もファンクですし、「永遠の詩」、「丘の向こうに」、「ジ・オーシャン」も極めてファンキー。

 

これが、大成功を収めました。

 

続く『フィジカル・グラフィティ』での新録曲では、ファンクとブルースの融合を試みて大成功させました。

「カスタード・パイ」、「死にかけて」、「トランプルド・アンダー・フット」、「ワントン・ソング」、「シック・アゲイン」がそれです。

 

また、この『フィジカル・グラフィティ』で、『Ⅲ』のアコースティックで展開したカッティング・ギター・リフを再度用いて出来上がった名曲が「カシミール」。

 

この『フィジカル・グラフィティ』における2つの要素が、LED ZEPPELINの最高傑作のみならず、ロック史における不滅の金字塔である『プレゼンス』の登場を約束したのです。

 

『プレゼンス』では、ファンクとブルースの融合を昇華し、カッティング・ギター・リフを活かしまくり、他の何ものでもない、「LED ZEPPELN」という音楽が展開されています。

 

“結果として”音がハードになっただけのことであり、上記のことから、LED ZEPPLNを「ハード・ロック」と狭い枠組みに収めることは誤りであり、「LED ZEPPELN」という1つの音楽ジャンル、と捉えることが正しいのです。

 

1つの音楽ジャンルを形成したミュージシャン、バンドは、LED ZEPPELN、マイルス・デイヴィスビートルズ、プリンスしか存在しないからこそ、LED ZEPPELNは今尚、世界中で現在進行形の音楽として聴かれつづけているのです。